七夕の想い出
2015-08-07


禺画像]
今日は七夕、旧暦で祝った子どもの頃を思い出す。
お茶の間の卓袱台の上に色んな大きさの千代紙を用意して母に教わりながら舟や網かざり、星、輪っか飾りなどなどを〓

姉、兄と一緒の共同作業なんて滅多になかったから嬉しくて不器用な私も一生懸命だった。
短冊にも幼い字で願い事を書いたが内容は覚えていない。

縁側の外に軒につかえるくらいの大きな笹が用意されていて飾り付けるのも楽しみだった。

日が暮れ、夕食後には父も加わって縁側に腰かけて星空を眺めた。
あの頃は住宅街の低い窓から少し灯りが洩れる程度で満天の星空が見られ星座の名前などを教わる。

蚊取り線香を二箇所くらいに置いて、団扇で蚊を追いながらだ。
外に出られないようにして庭で放し飼いにしていた愛犬たちも喜んで足元でじゃれつく。

姉や兄が大きくなったせいか七夕行事の想い出は小学低学年で途切れている。
時局の影響も有ったのかも。

今もあの時の情景が色刷りの絵本を見てるように鮮やかに思い出されます。
蚊取り線香の匂いとともに。

添付絵にあの時の情景を描きたかったけれど無理でした。

コメント(全6件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット