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油絵をこれから始めたい方とお話ししててチョット先輩ぶった意見を言ったのを後で後悔した。
絵は歳に関係なく好きなら始められるて楽しめると思ってることに変りはないが個性と欲することは人それぞれだからこれが正解というものはないと思い直す。
自分を振り返ってみた。
前にも書いたが自分の時間が持てるようになって人形創りに熱中した延長で絵も描きたくなった。
市の広報で知った教室に行って初めて描いたのが添付写真の静物だ。
6号くらいの小さな絵で引っ越す時に処分したが写真だけは撮って置いた。
添付したのがそれです。
あの時の先生との会話と恐る恐る描いた時の気持ちはハッキリ覚えている。
微笑ましくなるような絵だけど、私が遣りたかったのはコレだったと思った。
暫くして引っ越して、いろいろ有ったが今教えて頂いてる先生に巡り会えた幸運をつくづく感謝する。
”求めよ さらば与えられん” 子どもの頃の聖書の言葉が浮かぶ。
日々刻々変化する海と富士山を縁側のテーブルで写生するのが一番の楽しみになった。
裏山を散歩しては四季の移り変わりをスケッチした。
これはもう自己流で好きに描いていただけだが今見ると懐かしい。
なまじっか目が肥えてくると上手になりたいと思う。
それは好いことなのだけど、それが先に立つと未熟な私などは何となく不安だ。
ま 試行錯誤を悩み、楽しみながら もっともっと描くしかない。
今の私には嬉しい業のようなものだ。
最初に戻りますが、絵を描きたいと思えば始める年齢なんて関係ないし、自分に合った始め方は必ず見つかると思います。
先ずは身近な道具で周囲のスケッチからでも。
またエラソウなことを書いてしまったな。
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