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写真も整理しなくてはと書棚の少なからぬ場所を占めてるアルバムを開いて見た。
簡単に写せるカメラの出現した頃、デジタルカメラが出る前に撮ったものだ。
初めて買ったカメラが嬉しくてやたらに撮っているがまことに下手で歯がゆい。
今もたいしたことはないが現像焼き付けの費用を考えずに気侭に撮れる気楽さに救われている。
過去の写真なんて家族写真と旅行の数枚があればいい。
ビデオが出たときも飛びついて重いのを旅行に持ち歩いていたが夫の姿や声を聞くのが未だに辛くて仕舞い込んだままだ。
子どもの頃には毎年正月に写真館で家族写真を撮ってもらい、学校では学年ごとにクラスの集合写真、すこし大きくなると友人と写真館で。
戦前はそれだけで充分だったという気がする。
戦後、結婚して新しい家族と絆が出来て大事な写真も多くなったが要らない写真も多過ぎる。
しかし取捨選択するのは気の重い作業ではある。
アルバムの中に前に住んでいた家の裏山で撮った梅があった。
日付が2月24日で紅梅と白梅が満開だ。
この辺ではまだ全然咲いていないのに。
25年前の写真だ。
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