雑感
2011-01-30


禺画像]
一昨日は医院の待合室で1時間半くらい待った。
前屈みになった高齢者の方が診察を済ませてダウンを着ようとされるが大変そう。
つい傍に行って手助けしたくなったが、私もレッキトした高齢者だ。
私だったら世話焼かれるのあまり好きじゃないな、と考えてるうちにその方はちゃんと身支度を整えられた。
次の杖を持たれた男性はもっと時間掛かったけれど慣れたご様子でコートを着られた。
隣り合っていたらナニゲにちょっとコートの端を引き寄せても、にっこり笑って済ませられるだろうけど。

若い人が電車で席を譲るのに気を遣うってこんな心境かも。

病気や高齢で人さまのお世話になるのは情けないことではない。
ただ自立と甘えの線引きは難しい。
これって変なプライドじゃないと思う。

医療機関や薬局で支払いするたびに1割負担の有り難さと申し訳ない気持ちが湧く。
ヨーロッパの或る国では深刻な病気の先進医療などは総て國の負担だが風邪程度のことは自己負担だと聞いた。
或る国では収入の25%〓50%の税金を収めているが老後の心配がないし、自分が老後それを総て使わなくても皆が安心して暮らせればそれで満足だ とテレビで語っていた。
國への信頼感が羨ましい。

私は風邪や脚の痛みで気軽に医院に行けなくなったらちょっと辛いな。
早めの治療で長生きしてこられた様な気もするもの。

入院する様な病気を初めてしていろいろ考えさせられることが最近多い。

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